世界無形文化遺産にも登録される、ウィーンのカフェ文化。そのきっかけは17 世紀末のこと。ウィーンを包囲したトルコ軍が撤退した際に大量のコーヒー豆を残し、宮廷にスパイとして雇われていたイスタンブール生まれの人物がその豆を利用してウィーンにカフェを開業したのが始まりとも言われています。
19世紀末のウィーンにはカフェが隆盛し、知識人や作家の溜まり場になりました。単に飲み物を飲んだり軽食を食べたりするだけではなく、新聞や新聞を読んだり、仲間との会話を楽しんだり、チェスやトランプを楽しんだりと、プライベートと社交性の二面性をもつ、文化的な空間になりました。
今回、ハプスブルク展の開催にあわせ、カフェ文化を東京でも体験できるカフェや喫茶店を特別にセレクト。東京ならではの多様なカフェ文化を紹介します。
本キャンペーンのために、イラストレーターの長場雄さんが、ルドルフ2 世、マルガリータ・テレサ、マリア・テレジア、マリー・アントワネットがカフェでくつろぐ様子を描き下ろしてくださいました。参加カフェ限定で、コースターを 4 種類配布 します (コースターは各店舗なくなり次第終了)。
ハプスブルク展を観る前・観た後、美味しいコーヒーにケーキや軽食、そしてカフェでの時間を楽しんでいただければ幸いです。
開催期間:2019 年 10 月 上旬 〜 2020 年 1 月下旬